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2020年上半期リリース よく聴いた音楽たち

 毎日Apple Musicで音楽を聴いている。Apple Musicが私の曲の好みを察知して色々な曲をおすすめしてくれるので(ちょっと怖いけど)、最新曲を聴くこともできて重宝している。

 音楽については何の知識もなく、基本的には「自分にとって気持ちいいメロディー」を重視して聴いているのだけど、それがなぜ気持ちいいのかということは説明できない。なので以下、2020年上半期にリリースされた中でよく聴いた曲について「気持ちいい」としか書いていないと思うけど、記録しておく。なお、数字を振っているが順位ではなく、思いついた順。

ジャニーズ

 1.『タイムトラベル』 Sezy Zone

POP × STEP!?[通常盤](特典なし)

POP × STEP!?[通常盤](特典なし)

  • アーティスト:Sexy Zone
  • 発売日: 2020/02/05
  • メディア: CD
 

  Sezy ZoneのCDを買うのはこれが初めて。実はシングル曲にも私自身が疎くて、『Lady ダイヤモンド』の「キ~ラキララ!キ~ラキララ!」が私の持っているセクゾ曲に関する知識のほぼ全てといった状態だった。だけどこのアルバムは思い切って購入。楽曲提供陣にLUCKY TAPES、tofubeatsが並びあまりに自分が好きそうな匂いがぷんぷんしていたことと、口コミ評価も高く、ファンの方々の熱い絶賛レビューをたくさん読んだので、どうしても頭から通してアルバムを聴きたくなったのだ。

 このアルバム、もうどの曲も良くて最高なのだけど、中でも一番聴いているのは『タイムトラベル』。イントロから電子音の上がって下がるメロディーが気持ちいい。あと私はたいていサビ前のメロディーが気持ちいいと感じがちなのだけど、この曲は私にしては珍しくサビが一番気持ちいい。ずっと高音のメロディーで裏声の歌唱が続き、最後の最後の「のでしょうか」で地声に戻って下がる音程がさいっこうに気持ちいい!あと大サビ前の菊池風磨くんのソロ(聞き間違っていたらすみません)「忘れられそうにない」がまた気持ちよくて…これを歌う風磨くんの顔が見たいので、もしPOP × STEP!?ライブツアーでこの曲を歌うなら、そのDVDが出たらきっと買うと思う。

2.『Crazy F-R-E-S-H Beat』 Snow Man


Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)

 デビューシングル『D.D.』のカップリング曲。『D.D.』は大事なデビュー曲なので思い入れは強いのだけど、曲調でいうと『Crazy F-R-E-S-H Beat』が一番好き。

 1枚目のシングルでこれ!?という意外性のある曲調。シングル5枚目くらいの攻めっぷり。クラブミュージックのようで好き。岩本照(182㎝)、ラウール(185㎝)ていう大男の間から「Girl, Do you want it now?」て出てくる大男の目黒蓮(184㎝)から始まる1番Aメロがとても良い。サビにはあまり歌詞がなくて、電子音の気持ちよさで何も考えず踊っていたい曲。とにかく生で、ライブで聴きたい!あと照くん考案の振付とキレキレのフォーメーションダンスが映えるMVになっていて、ジャニーズのMVで今だかつてこんなに引きで撮られたMVある…?(知らないだけかも)平均身長最高のグループSnow Manの長い手足が映える。

 

ハロー!プロジェクト

 1.『ポップミュージック』 Juice=Juice


Juice=Juice『ポップミュージック』(Juice=Juice [Pop Music])(Promotion Edit)

  これはスルメ曲。KANの同名同曲のカバーソング。アイドルのポップさとJuice=Juiceの高すぎる歌唱力と楽しいのにどこか寂しくなるメロディーと歌詞が詰まっていて最高。大サビの4:33から、金澤朋子ちゃん「どうあれ自然にカラダは動いているよ」の高音から段原瑠々ちゃん「もう1回聞くけどポップってどんな意味?」→植村あかりちゃん「初めてのはずなのに」→高木紗友希ちゃん「ちゅるちゅるぷにゅタピオカミルクティー」→宮本佳林ちゃん「どうあれ自然にカラダが動いているよ」のリレーが好きすぎる。畳みかけるようなラインナップ。ジュースは全員歌が上手いので、誰にソロパートを振っても素晴らしくて逆に悩ましい…。

 また今のハロプロの象徴ともいえる宮本佳林ちゃんのラストシングルで、いわゆるジュースの真骨頂とも言える曲『好きって言ってよ』と並ぶのがこの『ポップミュージック』なのもぐっときて泣けてくる。

Top Top Top Top10入り 興味ないフリしてちょっと気になんのは確か

(中略)

ぶっちゃけ聞くけどトップってどんなフィーリング?

 ジュースはトップをとれるグループだと思うだけに、1番サビのこのパート(2:14~)で泣きそうになってしまう。

2.『LOVEペディア』 モーニング娘。'20


モーニング娘。'20『LOVEペディア』(Morning Musume。’20 [Lovepedia])(Promotion Edit)

 つんく作詞曲の『 KOKORO & KARADA』もジャンルフリーで何度も何度も聴いてじわじわと大好きになるタイプの曲で良いのだけど、キャッチ―さと踊りたくなる振付とMVで『LOVEペディア』を選んだ。15期ファーストシングルで3人が出だしにセンターで踊るところが良いうえに、その後すっかり垢ぬけて成長が止まらない13期横山玲奈ちゃんが「知りたいもっと」で出てくるところ(0:43~)が、この曲しょっぱなから良い…。イントロやAメロとBメロの間、サビ最後のような、歌詞のない部分のメロディーの動きが気持ちよくてすごく好き。テンションが上がる。どう考えてもライブで聴いて踊りたい曲。

 あとMVでぐっときたのが、私の一番大好きな生田衣梨奈ちゃんの演出。このMVは15期以外のメンバー1人1人が自分の特徴や特技を「〇〇の愛」として15期に教えるというコンセプトなのだけど、生田衣梨奈ちゃんが教えるのは「魔法の愛」(3:05~)。9期として加入当初、「この魔法を唱えるとえりのことが好きになります。ちちんぷいぷい、魔法にか~かれ!…あ~!かかっちゃった~!」という鉄板の(?)魔法使いキャラがあったのだけど、近年はめっきりやらなくなってからの、このMV。加入当初何とかしてキャラを確立させようと一生懸命に頑張っていたことや、そこから歌もダンスもびっくりするほど上手になったこと、加入して9年、もしかしたら卒業までの時間はそう長くないのかもしれないことを思って、泣きそうになる。

 3.『ビタミンME』 BEYOOOOONDS


BEYOOOOONDS『ビタミンME』

  BEYOOOOONDSはとにかく元気が出る!カゴメとのコラボ曲『ビタミンME』もびよんずお得意の寸劇から始まって、「神様おねがいラクしていきなりスーパーモデルにしてください」(1:20~)という身も蓋もないけど本当にその通りだよと言いたくなるオモシロ歌詞から、「誰もが主役で誰かの助っ人 意味ないことなどないのだよ」(2:33~)で泣きそうになり、「わたしには…可能性が詰まってるんだぞぃ!」(3:04~)で自己肯定感が爆上がりする流れ。3:55から、研修生ではなくオーディション組であり音大生の小林萌花ちゃんのキーボードソロも気持ちいい。

 

そのほか いろいろ

 1.『さよならべいべ』 藤井風

さよならべいべ

さよならべいべ

  • 藤井 風
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 デビューアルバム『HELP EVER HURT NEVER』をApple Musicで聴いていたのだけど、あまりに好きすぎてきちんと円盤を買い直した。1曲目から順番に全曲聴いて満足度がとても高い名アルバム。1曲たりとも余分がなくて、全部全部良い。その中でも私が一番聴いているのは『さよならべいべ』。この曲のサビの譜割りが気持ちいい。「さよならがぁー・あんたぁー・にささぁー・ぐあいのことばぁー」のこの感じが何とも気持ちいいのだけど、上手く説明できない。

2.『Time』 宇多田ヒカル


宇多田ヒカル 『Time』Official Audio(Short Version)

 一聴して「なにこの難しい曲!?」と驚いて、何度も何度も聴いて大好きになった曲。曲の拍子と電子ドラム(?)みたいな音とのリズムが合っていないように聴こえるのだけど、そこが何とも言えず癖になる。あと歌詞の譜割りも独特すぎない?2番からそれが特に爆発していてもっと好きになる。

 これはジャンルとしてはR&Bなのかな。最近リリースした『あなた』や『初恋』とは色が違って(それもそれで大好きなのだけど)、私の好きな『In My Room』、『HAYATOCHI-REMIX』、『タイム・リミット』みたいな初期R&Bを彷彿とさせるけれど、またそれらとも違う。宇多田ヒカルの曲には一切のマンネリがなくてずっとスゴイなぁと思っている。

3.『サンシャインじゃない?』 ウルフルズ


ウルフルズ “サンシャインじゃない?”Promotion Video

 こういうウルフルズの、「人生最高でもないけど捨てたもんでもない」くらいの温度の応援歌が大好き。ほぼ毎年野外ライブのヤッサに行っているのだけど、楽しい曲なのに泣いてしまう。「そう風にまかせて 適当適当適当適当」、「それがいいんじゃない しんどいを楽しもう」で、今年のヤッサでも笑いながら泣くはずだったのだけど…(コロナで中止になった)。これは私の願望になるのだけど、来年、4人に戻ったウルフルズのヤッサで初生聴きしたいなと思っている。

4.『tell me tell me』 m-flo♡Sik-K & eill & 向井太一


tell me tell me / m-flo♡Sik-K & eill & 向井太一 Music Video

 これはつい最近の気付きなのだけど、たぶんm-floが好きっぽい。今まであまり自覚がなかったけど、 何を聴いても絶妙に気持ちよくて、すごく好きな気がする。1:05「tell me tell me baby~」からのメロディーが一番好きで、ここを聴くためにこの曲を聴いていると言っても過言ではない。そして2番の同じフレーズの後に満を持してLISAが「oh baby, my heart は君のflava」って入ってくるところ(2:29~)で最高にテンションが上がる。

5.『4:00 a.m. feat. mahina』 Anly

4:00 a.m. feat. mahina

4:00 a.m. feat. mahina

  • Anly
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 サビの譜割りとメロディーのパターンががずっとほぼ一緒なのだけど、それが癖になる。ラストのサビだけ音程のパターンが違って「バカ↑みたい↓」でここにきて初めてサビに抑揚がつくところが気持ちよくて、最後が聴きたくてこの曲を聴いているところもある。夜中に運転しながら聴きたい曲。

6.『ZIG ZAG feat. BIM』 木村カエラ


木村カエラ - ZIG ZAG feat. BIM (Official Audio)

 明らかに私の好きそうなサビのメロディー。「肌で感じてもいいんじゃない?↑ 僕ら↓ そんなおまじない↓ ジグザグジグザグ↓」(0:08~)みたいに、いったん上がった音階が段々に落ちていくメロディーがどうしても好き。高めから落ちていくのが好きなのだと思う。

 他に例を挙げるなら関ジャニ∞安田章大くんの『アイライロ』のイントロ、間奏のギターメロディーとか、SHISHAMO『好き好き!』の「あれ?もしかして、もう気付いてる?」とかみたいな、拍が詰まり気味の音符が徐々に下っていく感じ…(説明できない)。

7.『春に微熱』 クボタカイ

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クボタカイ "春に微熱" (Official Lyric Video)

  これも夜中に聴きたい。Bメロのメロディーが何とも言えず気持ちいい。「すーき・きーらい・す・き」(1:11~)の譜割りも気持ちいい。2番Aメロの韻を踏んでいる部分も気持ちいい。気持ちいいしか言っていないけど、随所随所に気持ちいいポイントのある曲。

8.『Shampoo』 MAMAMOO


MAMAMOO 「Shampoo」dance practice映像

 K-POPにはめっきり疎いのだけど、Apple Musicにおすすめされてすごくはまった曲。これも夜中に聴きたい曲…と思ったけど、私は夜中に聴きたくなるような曲が好きなんだな。

 そもそもEDMやクラブミュージックみたいな音楽が結構好きなのでK-POPも好きそうだなと思いつつ、どれから聴き始めれば良いか分からず手をつけられないでいる。

 

 以上。音楽に関して本当に知識がないから語彙がなく、「気持ちいい」と「好き」しか言っていなくて残念なのだけど…。とりあえずSnow Manのセカンドシングルが9人揃って出せることを一番の楽しみにして、関ジャニ∞のニューアルバムも出ないかな。あとはまたApple Musicにおすすめされるがままに曲を聴いていきます。