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本やアイドルが主成分

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

最近読んだ本 ノンフィクション編

最近読んだ小説について書いていたら思いのほか長くなったので、フィクションとノンフィクションで分けた。 今回はノンフィクション編。

最近読んだ本 フィクション編

2022年に入って2ヶ月が過ぎようとしているけれども、特に何ら真新しいことはなく、平日はほぼ仕事に終始して、休日に死んだように眠り、たまに起きては本を読み、また寝る暮らしをしている。 たまに奮起してお出かけしていて、少し前は角川武蔵野ミュージア…

『往復書簡 限界から始まる』上野千鶴子・鈴木涼美

あなたの倍近く、長く生きてきたわたしは、上から目線と言われても、あえて言いましょう、ご自分の傷に向きあいなさい。痛いものは痛い、とおっしゃい。ひとの尊厳はそこから始まります。—58頁 往復書簡 限界から始まる (幻冬舎単行本) 作者:上野千鶴子,鈴木…

『ハバナ零年』、『赤い魚の夫婦』、『わたしの物語』

最近たまたま立て続けにラテンアメリカ文学を読んだので、三冊まとめて感想を書く。ラテンアメリカ文学に全く詳しくないのだけど、出てくる人々の外向きのパワーが強かったり、かと思えばその村社会では閉塞的で土着的でどこにも行けない感じがあったり、読…